中学生が背を伸ばすために必要な睡眠時間とは？

日本人の子供の睡眠時間が世界的に見ても短いという話を以前にもしましたが、中学生になってもその傾向は変わらないんです。だから日本人は慢性的な睡眠不足。これは小さい頃からの生活習慣の影響なのかもしれません。

そして悲しいことに子供の身長は日本も海外もさほど違いはないのですが、年齢が進むに連れてどんどん身長差が広がっていきます。これが睡眠時間が短いことで日本人がしっかりと成長ホルモンを分泌できていないのではないか？という疑問につながっています。

平成26年に行われた調査では、小学校高学年～中学性（10～14歳）の2011年の平均睡眠時間は8時間35分で、平日の平均就寝時刻は22時24分、平均起床時刻は6時38分となっていますが、アメリカでは13才～17才の理想的な睡眠時間は8時間半～
9時間15分と考えられていますし、12才までは10時間は必要だとされています。

どう見ても日本人の中学生の睡眠時間は短いですよね？睡眠時間が短いことは単に背が伸びないというだけではなく、集中力や思考力の低下による全体的な学力の低下や運動不足による肥満化。そしてキレやすい子供に育ってしまうリスクが高まることがわかっています。

睡眠時間は単に体の成長だけの話ではなく、心の成長にも非常に重要な役割を担っているということがこのことからもわかりますね。本当に怖い話です。背も伸びないし、言うことも聞かないなんて、可愛げのない子です。

そんな事にならないようにしっかりと睡眠時間だけでも確保しないとダメですね。まぁ夏休みなので、昼前まで寝ているのも困りものですが‥その分、夜更かししてるんですけどね‥。

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